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キム・ジュン監督とパク・ジヨン監督(チャン・ヒョンユン監督の作品に多く携わっている)とともにいらした。 キム・ジュン監督は韓国映画アカデミーでキム・ヘミ監督の後輩。 作品は1993年に出たCHARAの「Private Beach」という曲を聴き、気に入り、ネットで歌詞を検索し、 歌詞からインスピレーションを受け、ストーリーを考えたという。 お客として来ていたチャン・ヒョンユン監督がほとんど1人で質問していた(笑)。 Q.前作と作品スタイルが違って純粋な感じがするが、自身でも何か変わったことがあったのか? A.自分も変わったところもあると思うけど、内容に合うアートワークを探してたら、このスタイルに行き着いた。 支援を受けて(ソウルアニメーションセンターから支援を受けている)1人で15分を超えるものを 制作しようとしたら手がかかるのは大変なので絵はシンプルにし、話に集中しようと思った。 Q.雪だるまみたいなのが出てくるがそれは何を意味するのか? A.雪だるまみたいなのはステレオマンで、最初のシーンで主人公がバスの窓に描いたスマイルマークから 普通はスマイルマークっていったらいつも笑ってるものだけど、彼女の心境が反映して涙が付け加えられた。 Q.主人公とカセットテープの関係について A.昔、監督自身好きな曲があるとテープに録音して何度も聴いていた。 でも何度も聴いているとテープはだめになってしまう。 主人公も仕事が辛くて気分転換にテープをよく聴いていたのに、 そのテープまでだめになってしまって…。 Q.涙で都市が洪水になるというストーリーだが、監督は日ごろ涙もろいのか? A.別にそうではない(笑) Q.電気工事の公務員が登場することについて A.洪水になって一番先に仕事をしなければならなくなる人かなと思って。 堅いイメージの公務員も人間だからトイレで泣いたりすることも… 辛い時、一番近くにいる人には言いにくく、逆に知らない人の方がいい時もあるから。彼女の場合も。 Q.次回作の予定は? A.環境に関心があるので、環境と人との関係の話でも…。 アートワークは内容にあわせてこれからも変えていくと思う。 ![]() キム・ヘミ 釜山出身、韓国映画アカデミー出身 2003「Bad Dream」(5min/35mm/drawing) 2004「Iron Boy」(10min/35mm/cut-outs) 2006-2007 「Private Beach」(15min/2D) 監督は10月に同じく韓国映画アカデミー出身の アニメーション作家と結婚したばかり。 |