アニメーション・スープ / 陰プロ(59min/18films)

アニメーション・スープは2000年に関西で結成された、アニメーション上映会の企画団体。
個性豊かな短編アニメーションを、新しい形の上映会で紹介している。
2001年から、関西を中心に日本各地で上映会を行う傍ら、
ジャパニメーションとは違ったタイプの日本のアニメーションシーンを紹介するグループとして
海外から注目され、各国の映画祭から招待を受け上映を行ってきた。
インディ・アニフェスト2008で韓国現地の映画祭に招待上映した。


「マメマメ兄弟」
稲田陽一/2008/4'03"/drawing
春。畑に植えられたマメたちは…「でっかい木!」「きれいな お花!」
成長した自分達を夢見て、眠っています。
次々と芽をだしていくマメたち。
ところが…2つだけ芽の出なかったマメがいたのです…。
「お前の悪戯」
児嶋めぐみ/2004/1'30"/drawing
だれかのいたずらを楽しんでても、その先にそのだれかは
どんないたずらを用意しているか。
だれかは軽い気持ちでいろんないたずらを用意してきます。
「オクトパス」
ウエマリイン /2007/0'55"/drawing
ある夜の出来事。
「山と人」
新海岳人/2007/6'03"/会話劇
僕たち人間に山の声を聞くことはできません。
でも、もしも本当に山の声が聞こえたとしたら
山は僕たちに何と語りかけるでしょうか?
山を擬人化した会話劇の中に、ユーモアとドラマを盛り込みました。
「ウィルソン兄弟〜ペット・ウィルソンの隠し子〜」
FT=man/1'00"/drawing + CG
一緒に暮らしている猫。
時間の流れ、見ている景色は違うけれど
大事なものはそばにある。
「ウィルソン兄弟〜隠し子・ぼくも水玉がほしい〜」
田口美早紀/1'00"/drawing
2002年「ウィルソン兄弟」プロジェクト始動。
謎めいた兄弟を様々な作家が1分アニメ化。
これは番外編、隠し子のぼくと猫のたまのお話。
ぼくだけ水玉模様がない。
皆と一緒になりたくて水玉をつけようと色々試すが・・
「そういう眼鏡」
和田淳/2007/5'40"/shape pencil
これは一体何なのか。どうしてどうやってどんな材料で作ってあるのか。
知りたいことは随分あるけれど、まぁそれはそれとして今ここにあるこの眼鏡は
今ここにあるこの眼鏡なのだ。
つまり、そういう眼鏡なのだ。
「ドーナツの歌」
安部有希子/2005/2'52"/CG,flash
ドーナツの誕生から成長、旅立ちまでを歌にしました。
「EraEra」
清水好美/2003/4'15"/drawing + CG
電車に揺られるように淡々とすすむ時間。
その中でくり返される風景は、どこか違っいたり
少しずつ朽ちたりしています。
「pastime」
赤木崇徳/1'46"/drawing
少女は暇を持て余していた。
「FRANK"Frank acquies Pupshaw"」
art unit COCOA/2004/4'00"/drawing
「こまったことだ」
ウエマリイン/2006/0'48"/drawing
歌から生まれるイメージを色鉛筆で描いたドローイングアニメーション。
無くなっていく切なさ、そこから生まれる力。
「コマコちゃんのCOFFEE」
永田ナヲミ/2008/4'00"/sand
「焼魚の唄」
坂元友介 /2004/4'36"/drawing
スーパーで買われたパック詰めのアジが青年に愛の大切さ、戦争の愚かさを語りかける。
しかし運命はアジをガスコンロへと導いていく。
初の平面作品。食することの根源を皮肉とユーモアを交えて描く。
「むすんでひらいて」
田端志津子/2001/2'30"/paper, photoes
時間による人の心の変化を、最小限の要素で表した作品。
素材は紙。その紙を「ひらいて」「むすぶ」ことによって内包される、ある出来事。
印刷される紙が被写体に支配される逆転劇でもある。
「きり」
ヨシムラエリ/2007/3'40"/影絵
この歌の中の彼女は悩んでいます。
この曲と共に私も悩み、決めた30秒後、スイッチに手を近づけました。
影が放つ不思議な遠近感と奥行きで‘きり'の曖昧さ、儚さ、非情さの表現に挑戦。
中山双葉PV。
「PIKAPIKA2007」
TOCHKA/2007/5'00"/Flash light
2006〜2007年にかけて、アメリカ、カナダ、日本を旅して出会った人たちと制作された
アブストラクトアニメーションフィルム。
「旅はこれから」
日野馨/2007/2'45"/pencil